地価公示・地価調査用途別平均変動率マップ(愛知県市町村別、名古屋市区別)
主要都市の住宅地(市街化区域内)価格の推移
国土交通省不動産取引価格情報提供制度の取引事例(土地)の内、住宅地の平均値と中央値の推移を一覧表とグラフにまとめました。
各年度毎の事例には地域的な偏りがある場合があることから不安定さはありますが、長期間の傾向が分かります。
リーマンショックとアベノミクスを契機とする変動状況を示しており、千種区、港区、安城市、豊田市の動向は注目すべきものがあります。
愛知県の生産緑地2022年問題
各市町の生産緑地面積と市街化区域内農地に対する割合をまとめました。
仮に生産緑地の50%が宅地供給されると想定した場合の市場への影響度合を市町毎に比較しました。生産緑地は各市町の中でも地域的に偏在する傾向があるので、生産緑地が多い地区では2022年問題が市場に大きな影響を与える可能性があります。
主要都市の住宅着工戸数と人口・世帯増減数
愛知県、名古屋市及び県下主要都市について過去10年間の住宅(持家、分譲、貸家)着工戸数と人口・世帯増減、人口社会増減、自然増減をまとめました。
人口動態は将来の地価に大きな影響があります。特に社会増減や自然増減は都市の活力と密接に関係しており、地価とも連動しています。
主要都市の人口ピラミッド
平成30年に公表された国立社会保障人口問題研究所の推定値を基に、愛知県、名古屋市及び県下主要都市について2020年と2030年の人口ピラミッドを作成しました。
下が広い三角形ほど望ましい形ですが、残念ながらいずれも逆三角形にやや近い形です。ただし各都市によって違いがあり、西三河地区はまだ良い形です。また、各都市とも男性に比して女性の人口が少ないことが不安材料です。
持ち家・貸家の空き家数と空き家率
各市町村の空き家率を推計しました。空き家が全国的に問題となっていますが、持ち家と比べ貸家の空き家率がかなり高く、貸家の供給過剰が大きな問題であることが分かります。